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暑い時期はあせもや虫刺されに悩まされます。予防や治療は?

2016年08月04日(木)

Q.汗っかきで虫にもよく刺される体質で、暑い時期は悩まされっぱなしです。あせもや虫刺されの予防や治療について教えてください。

A.どちらも?かかない?ことが大切です汗はこまめにふき取り、雨上がりの木のそばは注意して

“あせも”は、接触皮膚炎(かぶれ)の一つ。汗が刺激となり、皮膚の細菌増殖のバランスが崩れてできる炎症です。あせもができやすい場所は、首、ひじの内側、脚の付け根、ひざの裏側など、汗が乾きにくい部分。

あせもができてしまったら、まずはシャワーで汗を流し、患部を冷たいタオルで優しくふくこと。かゆみは冷やすと一時的に治まります。治療では、ステロイド外用剤などといった薬を使います。炎症が治まり、かゆみもやわらぐので、かき壊しを防ぐことができます。子どもの場合、かき壊して化膿すると、とびひ(伝染性膿痂疹・でんせんせいのうかしん)の原因にも。かかないことが大切です。

予防には、汗をシャワーで流したり、清潔なタオルでこまめにふき取った後、保湿剤で保湿するなど、しっかりスキンケアを。湿疹が出やすい人やお子さんは特に、きちんと対策・対処をし、暑い時期を乗り切って。

一方、虫刺されの主な原因は蚊やダニ。6月や9月は毛虫による皮膚炎も多く見られます。直接毛虫との接触がなくても、風で飛んできた毛虫の毒針毛が皮膚に刺さると、赤いブツブツが現れます。特に雨上がり、木に近づくと毛虫の毒針毛が飛んできやすいので注意を。

虫刺されもあせも同様、かかないことです。大人の治療には強めのステロイド外用剤を使い、3日から1週間で一気に治します。虫刺されは、かき続けると結節性痒疹(けっせつせいようしん)という「しこり」になることも。この状態になると治療に時間がかかるので、早めに医師に相談を。
●教えてくれたのは
ともみ皮フ科 院長 上野智美先生

東京女子医科大学卒業後、岩手医科大学大学院医局、埼玉医科大学皮膚科医局、イムス富士見総合病院皮膚科を経て、2012年4月一番町平和ビルにともみ皮フ科を開院。日本皮膚科学会所属

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